【簿記3級】独学で合格する勉強方法!おすすめの勉強方法を解説

どーも、ユメソバです。

2024年12月25日に簿記3級に独学で合格しました。結果としては第1問と第3問を満点、余裕で合格できました。

今回は決して優秀ではない私が、合格した勉強方法をご紹介します!

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簿記3級は統一試験(ペーパー試験)とCBT試験(ネット試験)がありますが、CBT試験を受験しました。今回はCBT試験の勉強方法について説明します。

はじめに

転職した会社に入社する前に、簿記2級を取っておけと言われたのでとりあえず3級をとることにしました。

試験前に簿記の知識は一切ありませんでした。最初は精算表やB/S、P/Lの問題を見て「ファッッ?! これ空白を全部埋めるの?こんなの解けるわけないやろ!」と思いました。

簿記3級の重要性についてはインフルエンサーの両学長の動画で解説されています。

受験した理由

簿記3級を受験した理由は業務で簿記の知識が必要だからです。そのためなんとなく合格点を取る勉強ではなく、簿記を理解して業務に生かせるように勉強をしました。

簿記3級の難易度は高くないですが、普段とは違う考え方をするので挫折しやすい資格と言われています。具体的に「なぜ簿記3級を取るのか?」という理由を明確にした上で勉強を始めることをおすすめします。

学習期間

私は2024年の8月から学習をはじめ、12月末に試験を受けました。合格するだけなら、もっと期間を短縮できたかもしれませんが、私は業務で必要だったので理解することを重視して長めに勉強をしました。

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簿記3級は一般的には1か月くらいで取得できる資格みたいです。

簿記3級の試験概要

3級の試験はCBT方式で受験できます。受験の申し込みや詳細については、以下のURLで確認してください。

商工会議所: https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3

申し込みサイト:https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci.html

出題内容・合格基準

簿記3級は第1問~第3問の3問構成となっています。

■ネット試験

出題形式第1問~第3問の3問構成
試験時間60分
合格基準100点満点で70点以上

■出題内容

第1問第2問第3問
内容仕訳帳簿関連決算
出題数15問2問1問 or 2問
配点計45点(@3点 x 15問)20点35点

受験資格

特になし

簿記の勉強を始める前にやること

簿記の勉強を始める前に以下の内容を実施することをおすすめします。

  • テキストを購入するまえに、無料の教材で勉強をしてみる
  • 試験の会場と受験日を決める

テキストを購入するまえに、無料の教材で勉強をしてみる

簿記の勉強を始める前に、簿記に向いているかどうかを知るべきです。

どんなことにも向き不向きがあるので、いきなりテキストを買ってきて、読むという勉強はやめた方がいいです。簿記3級に関してはネットで有益な情報がたくさんあるので、最初は無料で始めてみて合格できそうだなと思ったときに、テキストを買えばいいと思います。

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なぜ、いきなりテキストを買わないほうがいいかというと簿記は向き、不向きがあるからです。簿記3級は文章問題や表の穴埋め問題が出題されます。パズルなどが好きな人は大丈夫だと思いますが、苦手だなと感じる人も多いと思います。簿記3級程度なら苦手でも合格はできると思いますが、向き不向きがあると簿記の勉強をしていて感じました。

まずは簿記系YouTuberのふくしままさゆきさんの動画を1周してみて、合格できそうかを確認してみることをおすすめします。

私の場合はクレアールの『3・2級マスターパック』が37,700円割引きされていたので申し込もうと思いましたが、簿記に向いていない可能性もあるのでやめました。

クレアールは有料スクールなのですが、簿記は少しクセがあるので、質問できる環境があるほうが挫折はしづらいです。もし、独学では無理と感じたらスクールがおすすめです。

試験の会場と受験日を決める

ネット試験なので試験の会場と受験日を自由に決めることができます。そのため、いつでも受験できると思いダラダラと長く勉強しがちです。そこで勉強を始める前に何月何日に受けるかを先に決めたほうがいいです。

まだ合格できる実力がないなと思ったら試験日は変更できますので、まずは受験する日を決めて申し込み&受験料を払うことをおすすめします。

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受験の申し込みをすることで、受験料を支払うことになるので「やらなければいけない!」と思い、やる気が上がります。

簿記3級の勉強方法

結論から言うと、簿記3級は仕訳がスラスラとできるかがほぼ全てです。

仕訳の勉強が8割

一番大事なのは仕訳になります。仕訳ができなければ、第1問~第3問の問題を解くことはできません。そのため最初に目指すべきは第1問の仕訳と決算整理仕訳ができるようになることです。

第3問は仕訳を集計して表にまとめる作業、第2問のT勘定問題も仕訳を勘定にまとめる作業です。仕訳の勉強に8割割いてもいいほどに仕訳が出来ないと何もできないです。

逆に仕訳をマスターすれば、第2問、第3問に関してはやり方を覚えればすぐできるようになります。表や勘定にまとめるのはテクニックですから、問題をこなせばすぐ理解できます。

そのため、最初は仕訳だけを勉強すればいいです。仕訳ができれば、第2問、第3問はやり方を覚えるだけになります。

勉強の優先順位

簿記3級は100点満点のうち70点で合格です。1問と3問の配点が大きいので、1問と3問の対策に集中します。1問と3問が満点で80点なので、第1問と第3問だけで合格するつもりで勉強をしましょう。

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第2問は配点が20点と低く、問題のバリエーションが多く対策が難しいので最後でいいです。

使用した教材

無料で学びたい方は「CPAラーニング」と「簿記系ユーチューバーのふくしままさゆきさん」の動画がおすすめです。

私が使用した教材は以下になります。

  • ふくしま先生のYouTube
  • みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記
  • 合格するための本試験問題集 日商簿記 3級
  • パブロフ簿記アプリ
  • CPAラーニングのネット試験対策と模擬試験
  • StudyPro完全予想模試
  • Net-School簿記3級ネット試験模試

ふくしま先生のYouTube

一番最初にすることはふくしま先生のYouTubeを見ることです。

全25回の動画がありますが、1周目はすべて見る必要はありません。1周目は簿記3級の全対像を知ることが重要だからです。そのため、必要な部分だけを最速で見ることが大事です。わからないことがあっても立ち止まらずに最速で見てください。

まず1~13は仕訳なので全部見てください。14(帳簿)、15(伝票)、17(証憑)は重要ではないので1周目で余裕がない場合は見なくていいです。16の精算表は1~13の仕訳がわかっていないと理解できないと思うので、軽く精算表がどんなものか見るだけでいいです。18は1~17の総復習問題なのでパスしていいです。22、25は難しいのでパス。24は本試験問題なので1周目はやらなくていいです。

動画をまじめにみる必要はありません。「なんとなく見る」で大丈夫です。「聞いたことない簿記の用語」を「見たことある、聞いたことある」ぐらいの状態にすることが大事です。

また1周目、2周目で完璧に理解する必要はないです。1周目、2周目で一気に理解する、覚えようとすると量が膨大に感じて、挫折すると思います。

ふくしま先生は理屈で教えてくれるので、一見、遠回りに見えますが、考え方を学ぶことにより試験で応用問題が出題されても対応できるようになるので、問題が解きやすくなります。

とにかく簿記3級の全体像を早く知る事が大事なので、全25回の動画を一気に見ることが大事です。問題も解いたほうがいいですが、早く1周したかったので問題は一切解きませんでした。ふくしま先生の動画を2周したら、自然に次に何をするべきかわかると思います。

みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記

ふくしままさゆきさんの動画を2周した後に、紙のテキストを購入しました。動画は見るのに時間がかかったり、書き込みができないので、テキストも購入しました。私が購入したテキストは『みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記』です。

個人的には図解でまとめたり、情報を整理するのが苦手で、誰かかがまとめてくれたり、図解にしてくれたものに対して自分の考えを記入して理解を深めるという勉強をずっとしてきました。テキストに動画の説明であったり、気づいたことなどをテキストに書き込みを行い理解を深めました。

ちなみに、『みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記』には特典として仕訳Webアプリの『受かる! 仕訳猛特訓』というものがついています。

しかし、こちらはスマホにインストールするスマホアプリではなくブラウザで動作するWebアプリであり、アプリを閉じると毎回、専用ページ(TAC出版の書籍連動ダウンロードサービス)にアクセスして、パスワードを入力しないといけないので使い勝手は悪いです。

そのため、あまり期待しないほうがいいです。

テキストに関しては以下の記事でレビューをしていますので、こちらも確認してみてください。

合格するための本試験問題集 日商簿記 3級

インプットは上記の動画とテキストだけで問題ないです。アウトプットとして問題集の書籍も購入しました。

みんなが欲しかった! 簿記の教科書』のテキストには別売りで問題集もありますが、こちらは購入しませんでした。上記の問題集とネットにある模擬試験で十分でした。

仕訳アプリ

簿記3級のスマホアプリは『パブロフ簿記3級』が一番おすすめです。買い切りで800円です。問題の難易度は簡単ですが、スマホでもスムーズに入力できて、サクサク問題を解くことができるのでおすすめです。

快適に仕訳問題を解くことができます!
間違えた問題のみの確認も可能
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他のアプリとして『簿記3級』があります。こちらも使い勝手はよいですが、無料版だと頻繁に広告がでます。数問解いただけで画面全体に10秒間の広告が出るので個人的にはストレスでした。月額500円で広告は非表示にできますが、私は『パブロフ簿記3級』を購入しました。

パブロフ簿記3級

パブロフ簿記3級

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簿記3級 解説付き問題集

簿記3級 解説付き問題集

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CPAラーニングのネット試験対策と模擬試験

CPAラーニングという無料で簿記3級の動画を公開してるWEBサイトがあります。会員登録が必要ですが、わかりやすく簿記の内容を解説されています。特に活用できるのが以下になります。

  • 簿記3級ネット試験対策
  • 日商簿記3級 ネット模擬試験

早い段階で「簿記3級ネット試験対策」の動画を見ることをおすすめします。第3問などの実際の解き方やコツを丁寧に解説していいます。模擬試験は3回あるので、スラスラ解けるようになるまで繰り返すとよいと思います。

StudyPro完全予想模試

StudyPro 完全予想模試では無料で2回分の模試を解くことができます。難易度は少し高めです。

Net-School簿記3級ネット試験模試

Net-School簿記3級ネット試験模試も無料で3回分の模擬試験を解くことができます。3回全て解きましたが、問題の内容が易しぎて、本番試験乖離があると感じたので正直解く必要はないと思います。

設問別の勉強方法

設問別で学習法を解説します。

第1問の勉強方法

仕訳を制する者が簿記を制す」ため、どんなに仕事で忙しくても仕訳は毎日コツコツやるべきです。

私は毎日コピー用紙に仕訳を書いていました。最初の頃はまじめに「買掛金」や「減価償却累計額」と書いていましたが、めんどくさくなってきたので、「買X」と「げん累」とか省略して書いていました。

人によっては紙にガリガリ書かない人もいるみたいですが、仕訳を紙に書いたほうが理解できるし、覚えやすいので紙に書いていました。

通勤時間や昼間などの空き時間で仕訳の練習がおすすめです。私は空き時間にすぐに仕分けの練習をするために『パブロフ簿記3級』のアプリを購入しました。

第3問の勉強方法

第2問よりも第3問のほうが重要なので先に説明します。

第1問が8、9割解けるようになり、決算整理仕訳もほぼできるようになると、これはいけるなと感じ始めます。その段階で第3問の問題を解き始めます。

第1問みたいにバリエーションがないので、第3問が一番簡単です。精算表も貸借対照表&損益計算書も結局やることは同じです。仕訳の内容もほぼ同じなので、表の埋め方さえわかればよいです。

最初は解答を見て、丸写しでもいいので、手で書いてみることが大事です。私も最初は精算表や貸借対照表&損益計算書の問題を見て、どこに何を書けばいいのか全然わからず、「こんなの解けないよ」と感じ挫折をしかけました。しかし、仕訳をスラスラ解けるようになって、第3問を数問解くうちにだんだん解けるようになり、穴埋めができるようになりました。

最初は絶望するかもしれませんが、慣れると簡単にできるようになるので問題を解いてみることが大事だと思います。

第2問の勉強方法

よく出題されるのは主要簿関連(仕訳&勘定口座(T勘定))と補助簿(補助簿の作成、選択)。

目標は6点/20点。1問と3問のケアレスミスを取り返すために数点を取ります。絶対にダメなのは0点を取ること。部分点で6点でいいと言われますが、個人的には問題の難易度は高くないので満点を目指してもよいと思います。

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自分の場合は第1問と第3問でイージーミスを連発してしまい70点に届かない場合が多かったので、第2問の対策をしっかり行い10点以上を取ることを目指しました。

電卓について

簿記3級の試験では電卓は必須です。

私は簿記用の電卓として『JS-20WKA-SR-N』(カシオ)と『EL-N942X』(シャープ)のどちらにしようか悩みました。

値段的にはシャープですが、0の配置が気になりました。ネットで調べていても決めることができなかったので、実際にお店で触ってみて『JS-20WKA-SR-N』に決めました。

『EL-N942X』は学校用電卓の『EL-G37』と同等機種になっています。

上記の電卓は簿記3級を取るだけであれば、オーバースペックな電卓です。簿記3級だけを取る人はもっと安価な電卓で十分です。私は簿記2級まで取る予定なので、簿記用の電卓を購入しました。

普段、電卓を使わない人は慣れないかもしれませんが、タイピングやフリック入力と一緒で、毎日触っていたら1週間くらいで慣れます。速く打つ必要はないです。悪い癖がつくので、最初はゆっくりで正しい指で正確に入力したほうがよいです。

試験1~2週間前について

試験2週間前になったら実際にWEBサイトで公開されている模擬試験を受けてみます。新しい過去問をどんどん解くより、同じ過去問を繰り返して確実に問題を解けるようになったほうが実力はつきます。

私が利用したWEBサイトで公開されている模擬試験は以下です。

試験当日について

試験当日の注意点についてまとめます

  • 解く順番を決めておく
  • 時間配分はあらかじめ決めておく
  • 本番試験は桁数が多いことに気をつける

解く順番を決めておく

簿記3級は第1問と第3問の配点が大きいです。そのため試験のときの解く順番は1問→3問→2問で解くことがおすすめです。

時間配分はあらかじめ決めておく

解く時間の目安は以下です。パソコンの画面で残り時間は確認できるので、以下の時間を目安に解くと時間切れは無いと思います。

  • 第1問 15~20分(1問1分)
  • 第2問 20分
  • 第3問 20分

本番試験は桁数が多いことに気をつける

CPAラーニングの模試と本番試験では難易度が少し違うと思いました。本番試験のほうが難しいです

テキストや問題集では1,000円や10,000円くらいの桁数ですが、実際の試験では桁数が多いです。テキストやCPAラーニングの模擬試験は下3桁が000のことが多く電卓で計算しやすいですが、実際の試験では1,120円など10の位もでてくるので、電卓の入力に時間がかかります。

例えば280,000 – 160,000だったら、電卓で280-160と入力するだけなので簡単ですが、280,120 – 160,990となると、電卓に入力する数が多くなので単純に時間がかかります。

テキストの問題に慣れているいると、本番の試験で桁数の多さに戸惑うので注意が必要です。本番では桁数が多いことを知っておいておくことが大事です。本番試験の難易度に一番近いのは「合格するための本試験問題集 日商簿記 3級」でした。

CPAラーニング ネット模擬試験
合格するための本試験問題集
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個人的に感じた難易度は以下です。(易しい < 難しい)

Net-School簿記3級ネット試験模試 < CPAラーニング ネット模擬試験 < 本試験 < StudyPro完全予想模試 < 合格するための本試験問題集

おわりに

プログラミングと一緒で向き、不向きがある資格試験と思いました。無理な人は無理!と感じるかもしれません。しかし、簿記3級ぐらいの難易度だったら、無理!という人でも取れる資格だと思います。

ネットで調べると2週間で合格した、1か月で合格したとかありますが、あまり気にする必要はないと思います。他人と比べないこと。最終的に合格すれば、何年かけてもいいし、何度も受験すればいいと思います。

合格する早さを競っているわけではないので、毎日勉強して少しでも進んでいればいつか合格できます。