忙しい社会人でも合格できる!基本情報技術者試験合格のために選ぶべき参考書

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どーも、ユメソバです。

「仕事が忙しくても、独学で基本情報技術者試験に合格したい!」

そんな社会人の方に向けて、今回はITに不慣れな初心者でも独学で合格を目指せる参考書を厳選して紹介します。

特に今回は、

  • 「忙しくても学習を継続しやすい」
  • 「実際の試験に出題されやすい問題を重点的に対策できる」

といった観点で、参考書を3冊紹介します。

結論から言うと、おすすめの参考書は「いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書」と「かやのき先生の基本情報技術者教室」になります。

この2冊のうちのどちらかを選べば間違いはありません。

私のおすすめは「いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書」です。

ITの仕事に携わっていない人にもわかるように、丁寧に解説して、理解しやすい参考書となっているのでIT初心者におすすめです。

IT系の会社に勤めており、ITの知識がある程度理解できている人には「かやのき先生の基本情報技術者教室」がおすすめとなります。

IT初心者におすすめ!!

定番の参考書!!

はじめに:基本情報技術者試験は独学で合格できる?

「仕事が忙しくて、スクールに通う余裕なんてない…」、「そもそもIT未経験だし、独学なんて無理じゃない?」

そんな不安を抱えている社会人の方も多いと思います。結論から言うと、基本情報技術者試験は独学でも十分合格できます

独学で合格するためには、「どの参考書を使うか」が合否を大きく左右します。

特に社会人は、まとまった勉強時間を確保するのが難しいので、効率よく、試験に出るところに絞って学べる教材選びが重要です。

参考書選びを間違えるとモチベーションを維持できず、受験すらしないという可能性があります。

この記事では、信頼できるおすすめ参考書・問題集を厳選してご紹介します。

参考書・問題集の選び方で失敗しないポイント

基本情報技術者試験の参考書や問題集は数多く出版されており、「どれを選べばいいかわからない」という人も多いと思います。

その中には内容が難しすぎたり、試験範囲を網羅しすぎて挫折しやすい本もあるのが実情です。

そこで、参考書選びの際に押さえておきたいポイントを3つご紹介します。

  1. 試験の出題範囲を効率的に学べるか
  2. 初心者でもわかりやすい解説があるか
  3. 最新のシラバスに対応しているか

試験の出題範囲を効率的に学べるか

試験範囲(シラバス)をすべて網羅している参考書もありますが、仕事や家事、育児などで時間に制約のある社会人にとって、すべての試験範囲を勉強するのは無理があります。

社会人で資格取得をする場合は、通勤中や昼休み、夜のスキマ時間など、「ちょっとした時間」を積み重ねて学習をすると思います。

そのため、試験合格のために重要な論点のみを解説している参考書で勉強することをおすすめします。

初学者でもわかりやすい解説があるか

基本情報技術者試験はITパスポートよりも難易度が高く、特にテクノロジ系(基礎理論、データベースなど)の問題の比重が大きくなります。

基礎理論(基数変換、論理回路など)やデータベースのSQLの説明や問題の解説を書店で実際に読んでみて、理解できるかを確認することをおすすめします。

最新のシラバスに対応しているか

近年の試験では、AI、データサイエンス、情報セキュリティなど新しい分野の出題が増えています。

選ぶ書籍が最新版のシラバスに対応しているかを必ず確認しましょう。

絶対に失敗しない!おすすめ参考書3選

おすすめは以下の3冊です。

特徴図解と丁寧な解説イメージで理解
定番のテキスト
イラストが豊富
キャラクターが説明
おすすめ度
サイズA5A5A5
ページ数759ページ592ページ816ページ
詳細詳細詳細

『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書』

ITパスポートの参考書で人気がある高橋 京介先生の基本情報技術者試験版です。

私自身、ITパスポートの勉強でも同シリーズの『いちばんやさしい ITパスポート』を使って良い印象を持っていたので、今回もこの参考書を購入して勉強しました。

このシリーズの一番良いところは、スキマ時間で勉強できるように構成されているところです。

各章の項目が20分程度で読めるようにまとまっており、各章に頻出の過去問と丁寧な解説がセットになっているため、インプットとアウトプットをバランスよく勉強できます。

また、各項目で「試験にはこれがでる!」という形で本番試験ではどのように問われるのか、何を重点に覚えるべきかが明確になり、効率よく勉強を進めることができます。

巻末には重要用語の一覧もあり、寝る前の復習にも便利です。

こんな人におすすめ
  • ITの知識がない、未経験者や学生、新社会人、初心者の方々
  • 試験勉強を効率よく進めたい人

『かやのき先生の基本情報技術者教室』

多くの受験者から絶大な支持を受けているロングセラーの参考書です。

出題頻度が少ない分野は思い切って省略されており、重要なポイントに絞って解説されているため、合格に必要な知識を効率よく身につけたい人に適しています。

今回、紹介している3冊の中で最もページ数が少なく、要点がコンパクトにまとまっているのが特徴です。

データベースのSQL文や基礎理論などの難解な分野も図解や例えを使って丁寧に解説されており、テクノロジ系の内容は3冊の中で一番理解しやすいと感じました。

個人的にはプログラマーやSEの方向けという印象が強いです。

完全な初心者には解説の内容が難しいと感じるかもしれません。ある程度ITに触れている方や、効率重視で短期合格を目指したい方におすすめです。

こんな人におすすめ
  • ITの知識がある、プログラマーやSE
  • 試験範囲の重要箇所を重点的に学びたい人
ユメソバ
ユメソバ

私はかやのき先生の参考書を古本屋で安く購入しました。SQL文や基礎理論に関しては最新版でなくても、内容はほとんど変わらないため、こちらの参考書で勉強しました

『キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者』

イラストや漫画が多用されており、IT初心者でも取り組みやすい参考書です。

上記の『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書』『かやのき先生の基本情報技術者教室」は難しいという人はこちらが選択肢になります。

特に、専門用語や基礎理論に初めて触れる人にとって、視覚的に理解できる工夫がされています。文系の学生や、事務職の方などにとっては、親しみやすく学習のとっかかりとして最適だと思います。

イラストや漫画が多用されているためページ数が多く、分厚いため持ち運びには少し不便さを感じるかもしれません。

また、手書き風のフォントや豊富なイラストは、人によっては好みが分かれると思います。

こんな人におすすめ
  • IT初心者や文系の学生・事務職の方々
  • 文字よりもイラストや漫画でわかりやすさ重視の人
ユメソバ
ユメソバ

個人的にはイラストが多すぎて、読みづらいと感じました

科目B試験の対策

基本情報技術者試験では科目Aと科目Bの2つの試験を同日に受験して、両方の試験の合格基準を満たす必要があります。

そのため科目Aだけでなく、科目Bの対策も必須です。

科目Bはプログラミングとアルゴリズムに関する問題が8割、残りの2割はセキュリティ関連の問題です。

プログラミング、アルゴリズムに慣れている、または業務で経験がある人は問題集での演習だけで対策は十分だと思います。

未経験者は科目B対策用のテキストを別途購入して勉強することをおすすめします。

プログラミング、アルゴリズムに自信がない人におすすめ

科目B対策のおすすめ問題集

合格するためのおすすめ問題集

上記の参考書だけでは、演習量が足りないので、私は過去問題集も購入しました。

過去問題集のおすすめは以下の2冊です。

  • 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
  • かんたん合格 基本情報技術者過去問題集

どちらも出題傾向を網羅的に分析し、解説が非常に丁寧な問題集となっています。どちらを選んでも大差はないので、好みで選んでOKです。

ユメソバ
ユメソバ

私は値段が安いほうの「パーフェクトラーニング過去問題集」を購入しました

「問題集にお金をかけたくない」という方は、以下の無料の過去問演習サイトの活用がおすすめです。

まとめ

最後に、これから勉強を始める方に向けて、私のおすすめの組み合わせをご紹介します。

おすすめの組み合わせ
  • 参考書:「いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の教科書
  • 科目B対策:「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]
  • 問題集:「基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

この3冊を活用することで、基礎知識の習得から過去問演習まで、バランスの良い学習を進めることができます。

忙しい社会人でも、自分に合った参考書を使えば、スキマ時間の積み重ねでも合格を十分に目指せます。

ぜひ自分に合った参考書を見つけて、勉強してみてください!