どーも、ユメソバです。
基本情報技術者試験に合格することができましたので、勉強方法を共有します。
試験の結果としては、科目A 725点、科目B 620点。科目Bはギリギリの合格点でしたが、なんとか一発合格です。
実は私、過去に何度もこの試験で挫折を経験しています。
今回の合格までも、日々の勉強時間は1時間だったり、全くやらない日があったりと、ダラダラと勉強を続けていましたが、合格することができました。
この記事では、初心者・独学の方でも無理なく挫折せずに合格を目指せる勉強方法を解説します。
「忙しい社会人でも続けられる勉強法を知りたい」という方は、参考にしてみてください。
はじめに
私が基本情報技術者試験の勉強を始めたのは2025年6月のことでした。
当初は10月の受験を目指していましたが、マイホームの購入・引越しが重なり、さらには試験直前の体調不良。
結局、受験できたのは予定から大幅に遅れた2026年2月になってしまいました。
正確な学習時間は把握していませんが、学習ルーティンは以下みたいな感じ。
■平日:合計1〜2時間
通勤の往復(30分+30分):スマホアプリで過去問演習
帰宅後:計算問題に1時間程度
■休日:夜に1~2時間ぐらい
情報系の学生さんや現役エンジニアならもっと短期間・短時間で合格できると思います。
しかし、私のような「細切れ勉強」でも継続することができれば合格できます。
この記事では、仕事やプライベートで忙しく、まとまった時間が取れない方でも、独学で合格する方法をお伝えします。
試験概要と難易度
試験は「科目A」と「科目B」の2つで構成されており、どちらも600点を超えることで合格となります。
科目A :出題数:60問 90分、出題形式:4択の中から1つを選ぶ形式
科目B :出題数:20問 100分、出題形式:多肢選択式
科目Bは擬似言語によるプログラミングの問題とセキュリティの長文問題が出題されます。暗記だけでなく、理解力や論理的思考力も求められます。
同じ日に受験して、両方で合格点を超える必要があります。片方合格点を超えたら免除とかはないです。
また科目Aが終わったあと、科目Bが始まる前に10分間の休憩があります。科目A終了後、10分の途中休憩を挟んで科目Bを受験します。
おすすめの教材・サービス

私が勉強で使用した教材とサービスをご紹介します。
参考書
参考書に関しては以下の2冊がよく売れているみたいです。
私はどちらが良いか分からず両方を購入しましたが、参考書はどちらかの1冊で十分だと思います。
感覚的にはIT初心者は「いちばんやさしい基本情報技術者」、ソフトウェア開発の業務経験がある人は「かやのき先生の基本情報技術者」の参考書がおすすめです。
どちらの参考書も頻出分野のみに絞っているので、足りない部分は後述するYouTubeの動画で勉強しました。
いずれのテキストも科目Bに関しては巻末に解き方と公開問題を解説している程度です。
演習としては足りないので、科目Bの問題集も別途購入しました。
基本情報技術者試験のおすすめ参考書に関しては以下の記事を参照。
動画
動画では【基本情報技術者試験YouTuber】すーさんが一番おすすめです。
参考書を読んでもよくわからないときは参考にしました。
動画時間が12時間で科目Aがまとめられています。2倍速で視聴すれば6時間で科目Aの範囲を抑えることができます。
全部視聴するのは大変なので、テキストでわからない部分だけを視聴するという使い方のほうがいいと思います。
過去問

基本情報技術者試験では過去問から同じ問題がそのまま出題されることがよくありますので、過去問を解くことは大切です。
通勤中の電車内で勉強することが多かったため、スマホアプリの『いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の過去問集』をメインに活用していました。
電車内では語句を答えるだけの暗記系問題のみをアプリでひたすら解き、家では紙とペンを用意し、紙の問題集で計算問題に取り組むということを繰り返していました。
過去問道場が有名ですが、個人的には上記アプリの方がUIが使いやすく、広告が邪魔をしないため、非常に集中して快適に勉強することができました。

「いちばんやさしい 基本情報技術者 絶対合格の過去問集」が使いやすかったので「過去問道場」は利用しませんでした。
私は紙の問題集も欲しかったので購入しました。紙が不要の人は過去問道場で十分です。
科目A対策の勉強方法
科目Aの対策はITパスポート試験と変わりません。
基本的には過去問を解いて、間違えたらテキストで復習を繰り返すだけです。
勉強のコツとしては以下になります。
- 過去問をひたすら解く
- 完璧な理解を目指さない
- チートシートを作る
過去問をひたすら解く
はじめに参考書でインプットしたあとに、過去問を解く、間違えたら参考書で確認と、この流れを繰り返すだけです。
私は通勤時間中にスマホアプリでひたすら過去問の問題を解いていました。
特に基本情報技術者試験はネットにいくらでも情報がありますので、テキストや過去問の解説を読んでも理解できなかったらネットで調べればいろんな人が解説してくれています。
解説を読んで理解できなくてもChatGPTやGeminiに聞けば、めちゃくちゃわかりやすく解説してくれるので、問題が解けなくて挫折するということはないと思います。
理解が難しい公開鍵や秘密鍵も「公開鍵と秘密鍵の違いを中学生にもわかるように例えて」と頼めば、驚くほど分かりやすく解説してくれます。
通勤の電車で勉強を継続するコツをお伝えします。
つい眠いと眠ってしまったり、YouTubeを視てしまいがちですが、毎日、問題を解くことができるコツがあります。
それは、1問だけ問題を解くと決めることです。
1問解いたら寝てもいいし、YouTubeを見てもいいというルールにします。
本当に眠い場合は1問だけ解いて寝てしまいますが、だいたいは1問だけに終わらず10問、20問と解くことができます。
完璧な理解を目指さない
基礎理論(基数変換、集合など)やネットワークなど、どうしても理解できない部分は思い切って捨てるのも戦略です。
基本情報技術者試験の合格点は600点以上なので、すべてを完璧に理解する必要はありません。
どうしても理解できないところがあって、捨てるでも合格はできます。
理解できずに挫折するくらいなら、捨てるとわりきったほうがいいです。
「基礎理論を完璧に理解しないと先に進めない」というまじめな人は捨てていいです。

個人的には計算問題は計算ができれば、確実に解けるサービス問題なので、捨てない方がいいとは思います。
多くの参考書が「基礎理論」から始まりますが、最初につまずきやすい難所です。
個人的には、「データベース」から勉強を始めることをおすすめします。理由としては、
- 毎回確実に出題される
- 実務で使うので理解しやすい
- 内容が難しくない
まずは得点しやすい分野から手をつけて、自信をつけるのが挫折しないコツです。
チートシートを作る
時間の無駄なので、綺麗なノートまとめは一切しませんでした。その代わり「チートシート」を作成。
過去問で何度も間違える用語や試験時の注意点を試験直前で見直せるようにしました。
本番直前に「これだけ見ればよい!」という存在は心の安定感と自信につながります。
科目B対策の勉強方法

科目Bは問題をたくさん解いて慣れることが重要。
特に全20問中16問を占めるプログラミング(疑似言語)対策が合否の分かれ目です。
アルゴリズム・プログラミング(疑似言語)の対策
20問のうち1〜16問はプログラミング(疑似言語)の問題になります。
アルゴリズムの知識(クイックソートなど)は知っているほうが有利ですが、必須ではないです。
地味で面倒なトレースができるかどうか、これに尽きます。
実際に紙に書いてトレース(プログラムの処理を1行ずつ追いかける作業)をすること。
頭の中だけで処理しようとせず、必ず紙に変数の値を書き出し、1行ずつ処理を追いかける「トレース」を徹底してください。
これは普段から紙に書いて練習しないと、早くできないので、試験本番で時間内に解くことができません。
トレースは、変数の値がどう変化するかを一つ一つ手書きで追っていく、非常に地味でめんどくさい作業です。
プログラミング未経験者は1問に30分以上かかることもありますが、解いていると問題の傾向や解き方がわかってくるので、解くスピードは自然と上がります。
多重ループなど複雑なコードでも、変数の変化を正確に追えるようになれば、確実に得点源になります。
私は科目Bの問題集を購入して、3周くらい取り組みました。
科目Bの疑似言語に関してはプログラミング未経験者の場合は、初心者向けのプログラミング本を1冊購入して基礎知識を身に着けることをおすすめします。
言語としては「Python」がおすすめです。
プログラミング未経験者におすすめ!
また実際にプログラミングができる環境を構築して、プログラミングをしてみるとより理解できると思います。
Pythonの開発環境の構築は以下の記事で説明しています。
セキュリティ対策
20問のうち17〜20問はセキュリティに関する長文を解く問題になります。
正直、ある程度問題集を解けば対策としては十分だと思います。
問題をたくさん解いても、試験本番で確実に解けるようになるわけでもないので、なんとなくの対策でOKです。
問題を解くコツとしては、問題文を読む前に設問の内容を確認することです。
先に設問を読んで、何が問われているかを確認してから問題文読むとスムーズに解答できます。
セキュリティの問題は長文ですが、ほとんど読む必要がない文章が多いです。
全部を読む時間はなく、必要なところをピンポイントで読まないと時間が足りないです。
試験の感想
試験を終えて一番に感じたのは、「とにかく時間が足りない」ということです。
科目Aは最初に計算問題をすべて飛ばして、知識問題のみを解きました。
少しでも悩んだら、すぐに「あとで確認する」にチェックをつけて次の問題にいきます。
その後、残った時間で計算問題をゆっくり解きました。
科目Aは過去問の問題がそのまま出題されるので、過去問をひたすら解けばいいだけなので攻略自体は難しくありません。
しかし、計算問題で沼ると一気に時間が溶けます。
知識問題を先に片付けて、計算問題は残った時間で、落ち着いて計算に取り組みましょう。
科目Bがやはり鬼門でした。
少しでも時間を確保するために、先に「セキュリティ(問17〜20)」を早く終わらせてから、プログラミング問題に戻りました。
やはり、科目Aのあとに長文を読むのが難しい。
問題文を読んでも頭に内容が入ってこなくて、何度も読んでしまいました。
そのため、科目Bは時間ギリギリで見直しをする時間がありませんでした。
試験のモチベーションを維持するコツ
最後に基本情報技術者試験の勉強を最後までやり遂げるモチベーションを維持するコツをお伝えします。
2〜3ヶ月の短期決戦
ダラダラと半年、1年と時間をかけるのはおすすめしません。
資格試験は難易度にもよりますが、ダラダラ勉強するより2、3か月で勉強して取得するほうがいいです。
ダラダラ続けても、途中で辞める可能性が高くなるだけです。
私は引っ越しで忙しかったり、試験直前に体調を崩したりで、学習期間が延びてしまい、モチベーションの維持に一番苦労しました。
「最初は解けなくて当たり前」と知っておく
挫折する最大の原因は、「テキストを読んだのに問題が全然解けない」というショックです。
テキストを読むと理解した気になるが、実際に過去問を解いてみると、全然解けないということがあります。
このギャップは誰にでも起こります。
「解けないのが普通」だと最初から知っていれば、そこで心が折れることはありません。
基本情報の勉強は最初は分からない用語や計算問題が解けなかったりで、つらいですが、勉強を続けていると、ある時を境に苦痛だった用語や計算も、パズルのように解けるようになり、勉強自体がどんどん楽しくなっていきます。
その「楽しいゾーン」に入るまで、まずは1日1問からでいいので、泥臭く粘ってみてください。
コードを書いていた方がマシ問題
「基本情報を勉強する時間で、コードを書いていたほうがよくね?」
私は何度もそう思って、過去に数回挫折しました。
学生や社会人になったばかりの頃に何度か挑戦しましたが、途中で勉強に飽きて受験するにはいたりませんでした。
しかし、合格した今だから言えるのは、「コンピュータの仕組み」や「ネットワーク・セキュリティの基礎」はコードを書く上で知っておくべき知識です。
基本情報技術者試験は、ソフトウェア開発者が知っておくべき最低限の知識を「体系的」に理解するために最適な資格だということがわかりました。
おわりに
基本情報技術者試験は、正しい勉強方法と継続的な学習ができれば、誰でも合格を目指せる試験です。
重要なのは、自分に合ったペースで学習し、過去問を中心に対策を行うことです。
この記事で紹介した勉強方法を参考に、ぜひ合格を目指して一歩ずつ取り組んでみてください。
基本情報は勉強する範囲が広すぎて嫌になることが何度もありますが、1日1問でもいいから問題を解くことを継続することが大事だと思います。
合格する期間の早さは重要では有りません。
他人を気にせず自分のペースで進めばいつかは合格できます。


